社会を斬る!!Part1
とりあえず、思いっきり斬ってみました。
いや~、気持ちいいですね、ズバッと。
さて、今回から数回に分けて「公民」の特集をしようと思います。
社会といえば「世界史・日本史・地理」という、いわゆる地歴を想像しがちですが、実は公民をどう制するかで受験が大きく変わるということを知っていますか?
社会のすべてが丸わかり
上の表を見てください。
これで社会の各科目のデータが丸わかりです。左から順に見ていきましょう。
暗記量
一目瞭然ですね。文系の生徒で社会2科目必要という場合は別ですが、志望校によっては社会が公民1科目で成立するならば、山本的には「公民」をオススメします。
特に「倫理」のお買い得さはハンパないですよ。
平均点
年によって多少の変動はありますが、ここでも「倫理」の平均点の高さは安定ですね。
他の公民をみると世界史や日本史の方が良さそうな気がしますが、これは単純に受験勉強にかけた時間の差です。歴史と同様の熱量で公民を勉強していたら、違ったデータになりそうです。
備考
山本的にはここが一番のPointだと思っています。要は他の公民では時事ネタが出てくるわけで、それは過去問集を熟読してもダメなんですよ。
ただ、データやその時の時代背景などを通じて、どう読み取るのかという訓練はできますが、試験ではまったく見たこともない時事ネタをぶつけられるかもしれません。
一方、倫理はそれがないんです。しっかりと過去の偉人や先駆者の偉業をまとめて暗記できれば高得点が狙えます。
ちなみに、昨年度の大学入試において、坂出校で倫理を受験した生徒の平均点は・・・
88.2点
です。
学校で選択していなくてもOK
多くの生徒が社会をどう選択しているかといえば、「学校で選択しているかどうか」で決めています。まあ、当たり前なんですけど・・・逆を言えば、倫理がいいなと思っても「学校で倫理を選択していない」ので諦めている生徒を多く見かけます。
先ほど紹介した坂出校の先輩も、学校では選択していないけど、東進で一から勉強して90点を超えた人が含まれています。
さて、みなさん。それでも地歴にしか目が向きませんか?
別に公民を選択しないなんて〇〇だ、と言っているわけではありません。すべての情報を知った上で、納得のいく判断をしてほしいだけです。
後から「だったら先に言ってよ」って後悔してほしくないんです。おかげで昨年度は「〇〇にしてよかった」って言ってもらえました。共通テスト(1次試験)を終えた生徒が笑顔で報告してくれる・・・こんな嬉しいこと、頼もしいことはありません。
次回のPart2では、各公民の特徴をまとめていきます。ご期待ください。