共通テスト利用入試を活用すべし!!
受験生はもちろんですが、みなさんは「共通テスト利用入試」って知っていますか?その名の通り、共通テストを受験したデータを使って、(主に)私立合否を決定するシステムです。これ、かなりオトクなんですよ。
で、詳しく説明する前に、受験生に緊急メッセージ!!
実は、共通テスト利用入試の出願は、共通テストが終わってからでも出願できるんです!自己採点とはいえ、自分の点数わかっていますよね?それをもとに出願できるんですから、合格率はグンと上がります。下の表を見てください。
坂出校では多くの生徒が「関関同立」を口にするので、ひとまず、そこだけまとめました。他の私立でも同様に受け付けているところがあります。でも、出願〆は迫っているところが多いので、迷っている人も、迷っていない人も、まずは山本までご相談ください。
共通テスト利用入試
まずオトクポイントを押さえていきます。
①受験費用が個別試験の約半額
多くの大学で約半額に設定されています。もちろん100%ではないので、興味のある大学はHPをのぞいてみましょう。私の知る限り、絶対に共テ利用がオトクです。
②志望校別対策が不要
大学入試過去問=通称「赤本」って知っていますか?(見たことない人はすぐに高校の進路指導室か本屋さんへGO!!)
みなさん、大学ごとに入試問題は異なるって思っていませんか??・・・まあ、その通りなんですけど。それは大学が準備する「個別試験」の話であって、「共通テスト利用入試」にはそんなものありません。全国一律同じ入試問題です。
③改めて受験する必要ナシ
私立に行きたい「私立専願型」、国公立を第一志望とする「私立滑り止め型」、いろんな人がいると思いますが、どちらにしても共通テストさえ受験していれば、わざわざ県外に出向く必要もありません。書類を送ってコタツに入っていれば合否が届きます。(ボーっとコタツに入る受験生はいないと思いますが)
定員に騙されるな!!
共通テスト利用入試にも定員があります。その数は個別入試に比べてとても少ないです。だから多くの人はこう考えます。「よっぽど優秀な人しか利用できない」・・まったく違いますよ!
これは2020年度の立命館大学法学部の合格者データです。センター試験利用入試(今年度の共テ利用入試)の定員ってこんなに多かったですか?違いますよね?
2,616名の合格者の内、センター試験利用入試(のみ)で合格したのは1,262名もいるんです。倍率だって、個別試験が約3.0倍であるのに対し、センター試験利用型の5科目以上利用した場合は約1.75倍なんですよね。
定員があることは事実ですが、それに騙されてはいけません。特に国公立で頑張っている人こそ、多くの科目で共テ利用をすれば可能性だって広がります。