東進の新年度特別招待講習

アメリカ英語とイギリス英語の違い(後編)

連続投稿できずに申し訳ありません。やっとPCが直ったので、「アメリカ英語とイギリス英語の違い(後編)」をお届けします。


前回は、英単語そのものが違うということを話しましたが、今回のテーマは「文法」です。単語が違って文法まで違うとなると、「英語」とひとくくりにするのは無理がありますよね・・・

アメリカは過去形、イギリスは現在完了形



中学生時代に英語でつまずく生徒の多くは、この「現在完了形」ですよね。

①経験用法
「~~したことがある」

②継続用法
「(時期)から~~し続けている」

③完了用法
「~~したところだ」



現在完了はこの3つの用法があります。この「③完了用法」に関して、アメリカ英語では単なる過去形で済ませますが、イギリス英語ではきっちり現在完了を使うのです。


(私は宿題が終わりました)
【アメリカ】I did my homework.
【イギリス】I have done my homework.


こんな感じですね。アメリカ英語において、完了と過去形にはそこまで大きな違いはないようです。 

アメリカはhave、イギリスはhave got



何か持っている時にはhaveを使いますよね。ところが、イギリス英語では、これをhave gotと表現します。


(あなたはたくさんの本を持っています)
【アメリカ】You have many books.
【イギリス】You have got many books.



こんな感じです。ちなみに、イギリス英語表現の「持っている」で疑問文を作るときには、次のようにします。


【肯定文】You have got many books.
【疑問文】Have you got many books?



ちなみに、have toにも影響があります。


(私は英語を勉強しなければなりません)
【アメリカ】I have to study English.
【イギリス】I have got to study English.


アメリカはShould I、イギリスはShall I



「~~しましょうか?」と声をかける時、アメリカ英語ではShould I、イギリス英語ではShall Iを使うことが一般的です。


(あなたの仕事を手伝いましょうか?)
【アメリカ】Should I help your work?
【イギリス】Shall I help your work?


おまけの「発音」



基本的にアメリカ英語は、単語と単語をつなげて発音する「リエゾン」が多用されるのに対し、イギリス英語は比較的1つ1つをはっきりと発音します。


(water)
【アメリカ】ウァーラー
【イギリス】ウァーター 


(better)
【アメリカ】ベラー
【イギリス】ベター

(often)
【アメリカ】オッフン
【イギリス】オフトゥン

(here)
【アメリカ】ヒヤー
【イギリス】ヒャー



今後も難易度が上がることが予想される英語、特にリスニングにおいては、イギリス英語の存在がちょっと厄介かもしれません。

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