自力で地理を攻略!
ほとんどの理系が取っているであろう「地理」です。
他の社会と違って、地理は絶対に外せない、強くオススメする参考書があります。
最強4点セット
これがおススメする地理最強4点セットです。
1冊ずつ説明していきますね。
理解するならこれでOK
「地理」といえば、村瀬先生しかいないでしょう。
地理選択者は分かってくれると思いますが、地理という科目は暗記だけでなく、表やグラフ、地図などから読み取る、推測するという力が重要です。
しかし、基となる数値データは常に新しいものが世に出ています。よって、過去問を解いても、厳密にはそのデータは過去のものであり、最新ではないわけです。
そこで、村瀬先生はこんなことをおっしゃっています。
「地理は単なる暗記科目ではありません。暗記の部分ももちろんありますが、なんでそうなるのか?という理屈があります。
その理屈を押さえれば、そうだったのか!と納得でき、しっかりとした記憶に繋がります。」
この参考書はそれを実現してくれます。とにかく「理屈」を丁寧に教えてくれるのです。加えて、図や表が大量に掲載されているので、何より楽しくて見やすいです。(そのため、ちょっと分厚い参考書なんですが・・・)
地図や表、グラフを使いこなすならコレ!
地理では地図や表、グラフをよく使いますよね。これに対応するためには暗記だけではダメです。どう読み取るのか、どう使いこなすのか、という応用力が試されます。
この参考書は、その応用力の鍛え方を示してくれる一冊です。
地図ならコレ!
受験勉強で地図帳を使うなら、迷わずコレを手に取ってみましょう。そのスッキリさに腰を抜かすはずです!たとえば・・・
普通、学校で配布される地図帳ってこんな感じですよね。
とても正確で精密です。
さて、有名な「ガンジス川」を何秒で見つけられますか?
「え?どこ?」
って思いませんでしたか?
地図なので、正確に描くのは当たり前です。重要ポイントはどこか、受験に必要か、そういうことは一切無視して、丁寧に書き込まれています。失礼ながら、覚えなくてもよい都市まで書き込まれています。他にも平野や山地・山脈、河川は支流に至るまで、この1ページに書き込まれているのです。その結果、「複雑で分からない地図」が出来上がってしまうのです。
その点、この地図帳は「受験のための地図帳」です。
受験に不要と思われるものは極力省略してくれています。
しかも、同じ地図でも「自然(山地・山脈・河川・平野)」「都市」を分けてまとめてくれているので、とてもスッキリです。
ご覧の通り、左ページには地図が大きく掲載され、自然や都市といったテーマ別に必要な地名等が厳選されています。そして右ページにその詳細な解説が掲載されており、左ページには記号しか入っていないのでセルフチェックテストもできますよね。
よく見ると分かりますが、右ページの詳細には、赤文字と黒文字があります。ここまで厳選してくれているのに、さらに重要なものだけを赤文字にしてくれているのです。
受験生のみなさん、赤文字を徹底的に暗記してください。
1つだけ気になる点を。
この参考書2007年と古いのがネックです。ただ、これは地図帳なので地形が大きく変わることもないので十分使えます。その上で次の点だけ修正してください。
①2015年「グルジア」という国が「ジョージア」に変更
②2015年「ニウエ」という新国家が誕生(ニュージーランドの東北)