完璧に覚えようとする人は失敗する!?
今、坂出校に入学した生徒たちが頑張っていることの1つに「英単語暗記」があります。坂出校では高速基礎マスターというシステムを完全修得するだけでなく、オリジナルのペーパーテストを使用しています。
基本的に、高速基礎マスターの方が簡単にクリアできますが、完全修得したとしても完璧に覚えているわけではありません。そこでペーパーテストの導入です。100単語⇒ランダム50単語のテストを行います。
さて、坂出校のみなさん、このペーパーテストの合格ライン知っていますよね?
42点
です。
約8割の合格ラインを低いと感じる方は注意が必要です。暗記したものを長期記憶に落とし込むために、この理論を覚えておくといいですよ。
エビングハウスの忘却曲線
このグラフは、何も意味を持たない言葉を暗記させ、どれくらいで忘れてしまうのかを示したものです。
人ってこんなにも忘れてしまうものなんですね。しかし、このグラフはそういうことだけを表しているのではありません。
たとえば、「1日後に66%忘れている」と解釈するのではなく、「1日後なら66%の労力で回復できる」と捉えるべきなのです。
よって、できるだけ短期間で復習できれば、多少忘れているとはいえ、その労力は少なく済みます。そこで、このように復習していくわけです。
回数を重ねるごとに、元に戻す労力は少なくなります。それは定着してきたことを意味しています。
坂出校のペーパーテストは平均して週3回。これを大学入試直前の12月まで続けます。その回数は相当なものです。直前期の受験生は毎日1回やっています。
もちろん使い方にも工夫があります。ただ暗記するだけなら、坂出校なら高1で終わっていますからね。
満点を目指して勉強することが悪いとは言いませんが、勉強にもコスパというものがあります。あなたの勉強法コスパはどうですか?
坂出校のみなさんは、プチメンで相談していきましょうね。