自力で世界史を攻略!

現在、坂出校では中間考査の真っ只中にも関わらず、キツめの5月HRをしています。その中で最大のテーマが「受験生6月受講修了」です。


正確には「受験に必要な科目の予習は一通り終わらせること」なので、東進で受講をしなければならないわけではありません。


もちろん、受講するといいことがたくさんあります。HRで見せたこのスライド覚えていますか?


で囲まれた「わかる」ということが6月末までに必須として求められている予習部分です。


習っていないことを「わかる」ためには授業を受ける自分で予習をするしかありません、東進の講座は、この部分において日本一のツールであると言えます。


ただ、今回は「自力」で世界史を一通り進める最も効果的な方法を教えます。東進で受講ができない人は必見です!

教科書は使うな!

今から世界史一通り予習をしようと思っている人は、絶対に教科書を読んで勉強してはいけません。


しかし、教科書が役立たずのテキストというわけではありません。むしろ逆です。教科書はとてもよくまとめられています。まとめられすぎてワケ分からなくなる生徒が続出します。


大切なところにマーカーラインを入れようとしたら、全部引きそうになっちゃう・・・なんてことありませんか?まさに、これこそが教科書の落とし穴です。

参考書を使いこなせ

そもそも世界史は覚える量がとても多いですね。だからこそ、いくつかに分けて取り組む必要があります。

①重要語句を暗記し、全体像を把握
②「国ごと」「時代ごと」のように分けて把握
③細部を加えながらまとめる


この3STEPを効率よくクリアしていくために、それぞれに適切な参考書を使って「自力学習」をしていきましょう。

まずはこの参考書から。

「わかる」ようになるためにこの参考書はオススメです。これは「ヨーロッパ」「中東」「インド」「中国」というようにエリアごとにしっかりとまとめられています。


その後、大航海時代以降に各々が交差し合って「世界が一つになっていく」というストーリーになっています。


世界史に限らず、歴史は縦糸(国や時代)横糸(時代をまたぐテーマ)が正しく交差し合うことで、頑丈な布(歴史)になっていくのです。

ただ、このテキストだと少し難しいなと感じる人は、おそらく縦(各エリア)は分かっても、横(エリアをまたぐテーマ)、つながりが分かりにくかったのではないかと思われます。


そこでコチラを。

この参考書には「別冊付録」がついています。その付録は「世紀別地図&年表」といいます。百聞は一見に如かず・・・少しだけ付録をのぞいてみましょう。

とまあ、こんな感じです。要点がまとめられているだけでなく、同時期に世界で何があったのかが一目瞭然です。

この付録を使い方は、

①地図を見て全体を把握(200年ごとの地図がある)
②下の年表を見て、詳細を確認
③詳しく説明された本書を読む


ちなみに、「横(つながり)ではなく、縦(各エリア)が分からなかったんです・・・」という人には、同シリーズの「タテ編」があります。


この参考書で「各国」「各地域」を一気に理解してしまいましょう。

次に扱う参考書はコチラ。

「要点整理」と言うだけあって、とてもよく「まとめ」られています。しかも、ただ要点をポンポンと載せているのではなく、簡潔な文章も付いているので、定期テストから受験勉強まで、ずっと使い続けることができる一冊です。


人によっては、共通テスト当日の世界史直前に見直すテキストとして持ち込むとGoodかもしれません。


でも、「説明なんかいらないから、アウトプット練習もしたい」という人にはコチラ。

この参考書は、見開きごとに完結したまとめになっています。

左:まとめ
右:重要語句の空所補充

という構成になっています。でも単純な一問一答集とは訳が違います。実際に使いこなした先輩のページがコチラです。

いやぁ~、すごいですね。ここまで使いこなせたら、共通テスト90点以上も夢じゃありません。

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