共通テスト”脅威”のリスニング
受験生にとっては「今さら」かもしれませんが、後輩たちにとっては大切な情報なのでお知らせします。
共通テストで実施されたリスニングは、確かに「過去最強クラス」の強さでした。
とにかく多い!!
昨年に実施されていたセンター試験リスニングと今回の共通テストリスニングの英単語数を比較すると、次のようになります。
センター「1,142語」 → 共通テスト「1,528語」
な、な、なんと33%も増量されています。なのに、試験時間は同じという・・・
とにかく速い!!
こんなに単語数が増えたのに、試験時間が同じということは単純に次のことが考えられますよね。
①問題が1回読みになった
②話すスピードが上がった
①は有名な話なので割愛します。特に東進生は2か月に1回「共通テスト本番レベル模試」でこういうリスニングにチャレンジしていますから。問題の繰り返しがないことくらい知っていますよね。
ここで知ってほしいのは「②速さ」です。実はリスニングの速さって一定ではないんですよ。海外の方が会話している様子だったりするわけで、感情や抑揚も入ります。
共通テストだけでなく、いくつかものを比較してみました。
うーん・・・これだと何となく分かりづらいですよね。そこでこういうものが参考になります。
共通テストがいかに速いかということがよく分かりますね。
一応、2つの表を組み合わせたものがこちらです。
東進も今年度から共通テスト対策のために、リスニングスピードを上げました。初めて体験した時には生徒だけでなく、私たち講師も驚きました。
「ただでさえ難しいのに、ワザと早口でしゃべってない!?」
東進は「共通テスト本番レベル模試」を2か月に1回のペースで実施しています。模試のさることながら、アプリも速いのなんのって・・・
でも、今になって分かりますね。常にこのスピードでトレーニングしたからこそ、東進生はこの速度の共通テスト本試験でも、落ち着いて聞き取れたんだな、と。